2022/10/05 09:58


大島には、8月から10月頃にかけて南の海から色とりどりの熱帯魚が黒潮に乗ってやってきます。

しかし、水温が下がる年末から年が明ける頃には低水温に耐えられずに死んでしまいます。

ところが、近年の温暖化現象の影響なのか、冬場を乗り越えて越年する個体が増えています。写真のサザナミヤッコも越年したと思われる個体で10cm近くに成長しています。逆に以前は普通にみられたカゴカキダイやオヤビッチャ等の温帯種の姿がほとんど見られなってしまいました。

私は、30数年にわたって大島の海に潜っていますが、この10年間ぐらいで海の様子はすっかり変わってしまいました。